【東京都港区の歴史④】鳥好きのお殿様、島津重豪

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今までのブログ記事はこちらになります↓
【東京都港区の歴史】港区立郷土歴史館に行ってきたよ!港区紹介
【東京都港区の歴史②】江戸期にもあった貝塚の謎!
【東京都港区の歴史③】大名屋敷を発掘してみたら!

島津重豪といえば、私の大好きな『風雲児たち』という江戸漫画にも登場する(ワイド版風雲児たち18巻)歴史上の人物です。彼の両親は10〜20代で亡くなるなどかなり早かったのですが、重豪は89歳まで長生きしました。それは鳥の飼育が関係しているとのこと。

鳥好きのネタを取り上げたのは、私の周囲にも鳥を飼っている方が何人かいまして、江戸の昔にもそういう人がいたんだなぁと思いました。親戚の筑前福岡藩主黒田斉清もアヒルが好きで幼い頃から飼っていたそうです。彼もシーボルトと面会したようです。(上の4コマ漫画では割愛)

重豪は博物学の書物の編纂をしていたんですけど、4コマではあまり伝わってないかもですが、大変な熱の入れようでありました。高輪の下屋敷に『蓬山館』という建物をたて、そこで外国の珍しい鳥やたくさんの植物を栽培するなど博物学の研究を進めた大名でありました。

参考文献:開館二十周年記念特別展 江戸動物図鑑〜出会う・暮らす・愛でる〜/江戸参府紀行ージーボルト著 斉藤 信 訳 東洋文庫


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