マンガ『若旦那はおぼっちゃん』〜日本橋を紹介①〜
『若旦那はおぼっちゃん』というマンガは、以前やってたブログで描いていた四コマキャラです。日本橋は江戸の重要な場所の一つです。また彼を中心に今のブログでもアップしようかと思って描きました。(週一くらいで…)
調べて描く
江戸の日本橋の浮世絵を見ると立派な富士山が描かれております。
それが朝日とセットになって描かれているとなお良いのですが、漫画でも紹介した通り、方角的には逆なんですね。ちなみに富士山とは逆側を描いたものはこちら。真ん中よりちょっと左に朝日があるのわかりますでしょうか。
ちなみに現在の日本橋から富士山方向をみると…
なんでこんな『方角的にどう』という漫画を描いたかというと、実際にある場所を描く時、こういった方角も考えて描く必要があるからです。架空の町だったら良いのですが、『日本橋』と決まった場所を描くなら、どっちの方向に何があるとか(特に富士山などの不動物)を考慮しないとダメだと思うんですね。
『めんどくさいなぁ〜』と思われるかもだし、私自身も足らない部分はたくさんあります。しかし『調べて描く』というのは、制作姿勢において大事だと思います。
私も江戸を始めた20歳の頃は、『それっぽい江戸』を描いてましたが、調べたり勉強していくうちに、知らないで描いていた絵を後に見ると結構恥ずかしくなります。(…しかし若い時に描いた絵は迫力があり、拙いんだけど今の自分には無いものが感じるので、間違ってるからって描かかなければ良かったとは思いません)
完璧に描け。と言ってるわけではない。
全部がうまくいくわけありません。完璧も無理です。
大事なのは『わからない部分を調べた』かどうかだと思います。『調べる』という行為は、めんどくささを伴いますが、結局は自分の糧/知識になるので、私はできるだけ調べて描いていきたいです。
日本橋〜