12月17,18日は、浅草観音で『歳の市』が行われました。元々は新年の準備や必要な品が販売されており、現代だと『羽子板市』として残っておりますね。江戸時代には、浅草の他に、深川八幡宮/神田明神/芝神明宮/芝愛宕山権現/などでも歳の市が行われておりました。
2コマ目に『餅焼網』がありますけど、これ鍬形蕙斎( くわがたけいさい)の『近世職人尽絵詞』の歳の市の絵にそれらしきものが載ってるんです。
ここのちょっと右側↓です。
これ↓
餅を網で焼くってなんか昭和のイメージでしたけど(…?)少なくとも江戸期からあるんだな〜と再発見です。この出店者は芝神明前にあった『本舛屋』という金物屋だそうです。今のところ餅を焼いている浮世絵を探せてないですが、『新訂 幕末下級武士の絵日記 その日暮らしの風景を読む』の挿絵に数点、餅を焼いているのを発見!画像が載せられなくてすみません…国会図書館デジタルにあれば良いのですが、なくてですね…;;
この本に載ってます。
“【歳の市】お正月用品をゲットせよ!” への 1 件のフィードバック
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