【傘が出てくる歌舞伎演目】白浪五人男

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みなさま、いかがお過ごしですか?
今日の東京は曇り→ちょっと晴れ→曇り→雨だったので、部分日食はたぶん見られなかったかと思います。まさに梅雨のようなお天気でした。

 

ところで、いつも『何を紹介したらイイかな〜?』と悩み、悩んでいるうちに日にちが経って、もう6月も後半という…恐ろしい…(あと読んで頂くからには、何か身になるネタがいいかな?…とかで悩みます。ここで難しいのは、自分が面白くても相手が面白いとは限らないという…)

 

ブログやツイッターをやるのは、江戸や自分のイラストを紹介したいからなのですが、絶対にやらないといけないわけじゃないので、なんか時間が経ってしまいます…

 

でも毎日、ツイッターに漫画をあげている方とかいらっしゃるじゃないですか。めちゃめちゃ凄いですよ。だから、そういう作家さんに『つまんない』とか『意味がわからなかった』とか、リプとばさないで欲しいです…

 

私も江戸に興味をもったばかりの頃やっていたブログは、かなりの頻度で更新していました。今は更新が酷すぎなので、同じ人間がやっていたとは、とても思えないです。。。

□傘が出てくる演目

ところで、今日のイラストは歌舞伎の演目『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』で、通称『白浪五人男(しらなみ ごにんおとこ)』で知られています。五人の盗賊の話です。

 

この演目は超有名!なので、機会があったら観て欲しいです。名台詞に『知らざぁ言ってきかせやしょう』がありますね。この台詞は、五七五…でできていて『七五調』と呼ばれています。日本人に馴染みのあるリズムで、なんとなく覚えてしまうかもしれません。私は大学生のとき、意味もなく覚えました↓

知らざあ言って 聞かせやしょう
浜の真砂と 五右衛門が
歌に残せし 盗人(ぬすっと)の
種は尽きねぇ七里ヶ浜
その白浪の 夜働き
以前を言やぁ 江ノ島で
年季勤めの 児ヶ淵(ちごがふち)
江戸の百味講(ひゃくみ)の 蒔銭(まきせん)を
当てに小皿の 一文字
百が二百と賽銭の
くすね銭せぇ だんだんに
悪事はのぼる 上の宮(かみのみや)
岩本院で 講中の
枕捜しも 度重なり
お手長講と 札付きに
とうとう島を 追い出され
それから若衆(わかしゅ)の美人局 (つつもたせ)
ここやかしこの 寺島で
小耳に聞いた 祖父(じい)さんの
似ぬ声色(こわいろ)で 小ゆすりかたり
名せぇ由縁(ゆかり)の 弁天小僧
菊之助たぁ 俺がことだ

それで、イラストは『勢揃いの場』という場面です。勢揃いだから本当は五人出てくるのですが、黒子の手代くんたちに人形を持ってごまかしました。若旦那が扮している役は『赤星 十三郎』と言って元小姓の美少年という役です。

 

この傘を持っているシーンは、盗賊たちにもう追手が近づいており、桜が咲き乱れる稲瀬川の土手で勢揃いし(舟で逃げるため)、一人一人名乗りをあげる(見得を切る)という名シーンです。これは要するに、捕らえる相手に『俺は盗賊の〇〇だ!捕まえてみろよ!』と的なニュアンスのシーンです。

 

傘がめちゃめちゃ重要というわけでは無いのですが、五人で揃った格好をして士気を高めているんじゃないでしょうか。

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