【江戸名所図会9】狛犬ならぬイノシシ

みなさんいかがお過ごしでしょうか?前回からだいぶ時間があいてしまって申し訳ないです…本日も『江戸名所図会』ネタです。

 

こちらは『猿江摩利支天祠』という絵ですね。

wikiによりますと

摩利支天(まりしてん, : Marīcī, 訳:陽炎、威光)は、仏教の守護神である天部の一柱。日天の眷属である。

原語のMarīcīは、太陽の光線を意味する。摩利支天は陽炎を神格化したものである。由来は古代インドの『リグ・ヴェーダ』に登場するウシャスという暁の女神であると思われている。[1]
陽炎は実体がないので捉えられず、焼けず、濡らせず、傷付かない。隠形の身で、常に日天の前に疾行し、自在の通力を有すとされる。これらの特性から、日本では武士の間に摩利支天信仰があった。 wikiより

 

□狛犬ならぬイノシシ

それで私が気になったのは、狛犬じゃなくてイノシシが左右に配置されていることに注目しました。

どうやら摩利支天像は、走っているイノシシに乗っているんだそう。確かに摩利支天の絵や石仏を調べるとイノシシに乗っておりました。イノシシが神使いみたいですね。

参考URL→猪〜イノシシ(1) 摩利支天(マリシテン)の猪 より


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