『ルーヴル美術館展 肖像芸術ーー人は人をどう表現したか』
目次
ルーヴル美術館といえば、毎年1,000万人が訪れるパリにある美術館である。
1,000万人って、東京都の人口よりちょっと少ない程度ではないか。35,000点の展示美術品があるようで、古いのは7,000年以上前のものまであるそう。今、2018年だけど…えっ7,000年??
35,000点もの作品のうち110点が来日。パリに行かないくても六本木の新国立美術館で観られるという!当日大人料金1,600円です。ちなみにパリのルーヴル美術館は15ユーロなんだそうな。
展示概要
本展では、3000年以上も前の古代メソポタミアの彫像や古代エジプトのマスクから19世紀ヨーロッパの絵画・彫刻まで、きわめて広範にわたる時代・地域の作品を対象としながら、肖像が担ってきた社会的役割や表現上の特質を浮き彫りにします。身近でありながら、奥深い肖像芸術の魅力に迫る本格的な展覧会です。
サイトより
正直言って、私はここの部分を全く理解せずに鑑賞してしまったため、大変もったいないことをしました…。『ルーヴル美術館の作品がくる〜♪』くらいの認識だったので、もうちょっと展示の意図をしっかり読めばよかったです。(バカ)
作品鑑賞に『予習』は必要か?
作品鑑賞にあったって『予習しない派』の人が多数だと思います。『予習しなくても自分は楽しめるor大丈夫』って。そういう人の前では『予習しないんだね。そっか』くらいに受け答えてますが、心の中では、『予習した方が絶対楽しめる!』と叫んでおります。歌舞伎もそうです。
ネタバレは悪?ネタバレしても楽しめる展示
例えば同日に行った『ジャンプ展VOL.2』ですが、お客さんの中で読んだことない人が、どれくらいるでしょう?多分ほぼ100%、作品や作品名を知ってる人が行ったでしょう。知ってるからって、展示に行ったあとガッカリしたでしょうか?逆に、ほとんどの人がより好きな作品の深みを知り、味わい、ファンを継続していくんではないでしょうか?
それと同じで、普段から接することの少ない美術品が、海を経て来日する。せっかく鑑賞するなら楽しみたい。
ほんの5分で理解が深まる
それなら
①少しでも展示チラシを読む
②公式サイトを前もってチェックしておく
など、5分程度でできること、ほんの少し手間をかけるだけで、鑑賞するときの深みが違います。
コレ、やるかやらないかで、全然違います。
せっかく六本木まで行って、混んでて、なんか人物彫刻や肖像画が多いなぁ〜…鑑賞以上。って悲しくないですか?
全力で展示を楽しむ!
■ということで→公式サイトでチェック!
■さらにおすすめサイトが、辛酸なめ子さんの『アートセレブ入門』→『セレブの輝きを伝える肖像芸術 #31 #ルーヴル美術館展』
です。高橋一生さんの音声ガイドも借りると吉◎かと思います。
私としては、ナポレオンの『どやぁ〜〜〜』という皇帝感がよかったです。
どうぞ楽しんでください!
開催概要
ルーヴル美術館展 肖像芸術 ―人は人をどう表現してきたか
会期:2018年5月30日(水)- 2018年9月3日(月) 毎週火曜日休館 ※ただし8/14(火)は開館
時間:10:00-18:00
※金・土曜日は、6月は20:00まで、7・8・9月は21:00まで
※入場は閉館時間の30分前まで
場所:国立新美術館 企画展示室1E