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【江戸名所図会2】江戸絵を愛でる:お店の前には!

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
今日も前回に引き続き、『江戸名所図会』の江戸絵を紹介します。

『江戸名所図会』は長谷川雪旦(はせがわせったん)という絵描きの画です。
こちらの国立国会図書館デジタルコレクションからご覧になれます。いろんな巻があるので好きな絵を探してみてください。

 

これは上の説明を見ると、『銅物/馬具』を扱っているお店の前です。賑やかですね。

 

それぞれクローズアップして見ると…
お寺の鐘を運んでますね。鐘はゴザのようなものに包まれて、台車で運ばれています。
私は、現代だったらこのゴザが、プチプチの梱包材であると思うんですよね。そう考えてみるとちょっと面白いです。

 

ちょっとわかりずらいですが、真ん中で、金物系をぶっ叩いている人がいますね。
そして隣には、秤を使っている人がいるので、おそらく『重さでいくら』といったことをしているのだと思います。
その重さを測るために、真ん中の人がぶっ叩いて、天秤に置きやすくしているのだと思います。

 

これは、暖簾を引っ掛けている途中の丁稚かなと思います。
なんかこの暖簾の引っ掛け方とか、よく知らなかったので、ちょっと新鮮でした。掛け軸をかけるみたいにして、かけてますね。
こういった動作って、なんか急に身近に感じます。私は。他者への理解って、こういった共通/共感から始まるのでは?と思います。