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【コラム】多様性が前提の社会の心地よさ。個人的なリオデジャネイロの思い出

みなさん、W杯観てますか〜^^
…そういう私はほとんど観てません…でも勝敗の行方は気になるのでチェックしています。

 

私の大好きなブラジルは予選通過し、一安心です。次に大好きなドイツがまさかの敗退…前回大会の優勝国ですよ?!本当にびっくりしました。

 

超個人的なことですが、ブラジルが好きになった理由を書きたいと思います!

 

ある日突然、ブラジルに行くことになった

大学卒業後、ものすごく精神不安な時に、リオデジャネイロに行くことになりました。知り合いが住んでたのです。そして3週間ほど滞在することになりました。

 

この知り合いになぜか『どどちゃんは、ブラジル合ってると思うよ?』というコメントをもらったのです。

 

えっ? 私、江戸が好きなんだけど?
日本から一番離れている国の、しかもブラジル…(サッカー/サンバ/治安悪い)
私、絶対合わないと思う。と、3週間も滞在するのにネガティブなことを思っていました。

 

 

いざ、リオデジャネイロへ!

ブラジルは日本からめちゃめちゃ遠くて、当時は以下の方法で行きました。

成田発(12時間フライト)⇒ 

ニューヨーク着。(給油に2時間)フライト8時間

サンパウロ着。乗り換え後、2時間フライト⇒ 

リオデジャネイロ着

当時は、JALでサンパウロ直行便があったのですが、現在は無いもようです。

 

サンパウロまでは、『意外といけるな〜』という感じだったのですが、サンパウロからリオへ着いた時には結構へとへ。知り合いが住んでいたのは、まさに『リオデジャネイロ!』といった超観光地。コパカバーナ海岸がすぐ近くでした。

 

そしてリオでみたものは…

 

全部がデカい!!!と感じました。

そのデカさに心が救われたのでした。

 

 

とにかく全てが大きく、自分が包まれたことに安心した

日本にも広大な自然や海がありますけど、また違ったデカさのショックを受けました。

 

巨大な大地、巨大な山、

巨大な空、巨大な海、

巨大な作物、優しい人々…

ブラジルは全てが大きく、日本で悩んでいたことなんて、ちっぽけに感じました。巨大な世界に包まれ、こんなにも心が落ち着いた瞬間はありませんでした。

 

もう一つ救われたのは、色んな肌の人がいること。
つまり『一人一人違うこと』ことが当たり前の社会。

 

日本は、違うことを極度に恐れる雰囲気がありますけど、ブラジルに行ってから『違いを恐る必要はないんだ!』と心の底から思えたのでした。何言ってんだと思われるかもしれません。でも本当にそうで、これを私自身が体験しなかった場合、その後の人生やメンタルがどうなっていたかな…と思うほどです。

 

 

いいことばかりじゃないけれど…

もちろん、ブラジルは日本よりもはるかに治安が悪く、色んな肌の人が共存してみえるけど差別もあると後で知りました。(←私自身は滞在中に、差別にあいませんでした。むしろ『日本人だぁ!^▽^』という感じでした。)

 

でも、百聞は一見にしかずというか…。実際にあの巨大さと、『人はみんな違う』というのが前提になってる世界に、本当救われたので…。

 

私は2014年のブラジルW杯と2016年にリオオリンピックより以前に滞在しました。なので、もしかしたら今は、財政や物価、治安などが変わっているかもしれません。でももしそれらの問題を解決できたら、すごい良い国になると確信しています。

 

おまけ:20数年後に気づいたポルトガル語

 

おまけイラスト

また行きたい…。