【江戸の老舗・ももんじや】びっくりイノシシは柔らかい!猪鍋を食べてきたよ!


両国にある享保3年(1718年)創業 「もゝんじ屋」さんをご存知ですか?江戸時代創業の老舗。
この大きなイノシシの看板が目印です。

 

 


そして猪鍋(ししなべ)を食べてみました!
初めてだったのですが、柔らかくてビックリ!

 

お店の方に『15分くらい煮てくださいね。煮るほど柔らかくなります』と教えてくださいました。イノシシとかイメージ的に硬そうですが、全然です。本当に柔らかくなりました。写真のお鍋は、2人分です。でももっと食べられますね。締めにおうどん入れました。

 

ちなみに『鹿の竜田揚げ』も食べたのですが、鹿もすごく柔らかい !!!!

 

 

江戸時代の人は肉を食べたか?

ところで、江戸時代の人は肉を食べなかったのでは?と、いう疑問があると思います。実際に、肉食は一般的にタブーでした。しかしやはり食べる人もいて、そういう人は

 

『薬喰』=滋養

 

という名目で、猪の肉を食べていたそうです。

あとは特産品で『彦根牛』は有名ですよね。やはりこちらも、最初は『薬』として、そして献上品として将軍家に送られたようです。(参考:近江牛のルーツ「彦根牛」

 

 

浮世絵にみる肉食文化

こちらの浮世絵は左看板に『山くじら』と書いてありますね。『山くじら』とはイノシシの言い換えです。つまりダイレクトに『イノシシの肉!』と言うのを避けております。

 

ちなみに右の『十三里』は焼き芋を売ってます。なんで『十三里』で焼き芋かというとこちらはシャレでして、、、

九里(くり/栗)四里(より)美味い 十三里(九+四=十三)

ちょっとわかり難いかもですが、『焼き芋は栗より美味い』という意味のシャレなんだそうな。

 

 

幕末外国人がご飯を食べてたら

イギリス人外交官/アーネスト・サトウも、旅行中にこのような体験をしました。

…お米を食べて驚かれる 笑

食文化も掘り下げると発見がありますね!

 

 

「もゝんじ屋」さんinfo

店名 もゝんじ屋(墨田区銘品名店会:参考にしてください)
●電話 03-3631-5596(予約可:私はしていきました)
営業 【月曜~土曜】
17:00~21:00(L.O.20:45)
※大相撲東京場所開催中の日曜は営業。
※12/31~1/4は休業。
12月よりランチ営業休止。日曜営業

場所 総武線両国駅西口より徒歩5分 都営浅草線東日本橋駅両国橋方面口より徒歩10分

 

 

 


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