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【鏡開き】将軍家御霊廟にお供えする鏡餅は厚さ15cm?!

 

1月11日は『鏡開き』ですね!一日一日とお正月気分が終わっていく今日この頃…。

 

現代では1月も5日頃を過ぎるとお正月気分で無くなる人も多いことでしょう。しかし江戸の資料本を見ると、1月つまりお正月の行事が多いこと多いこと。1月25日は『初天神』で『鷽替え』の行事も待ってますから。

 

鏡開き

特に武士の鏡開きは、刀で切ることを嫌い、槌を使って『割り掻いた』そう。また江戸時代のの資料本『守貞漫稿』にも、やはり刃を入れずとあり。お餅を『引っ掻く』ので、それゆえに『かき餅』と言われた、とある。

 

徳川将軍家は特別で、上野や芝にある御霊廟にお供えする鏡餅は厚さが5寸(約15cm)もあり、その形から『石のひき臼』のようであると記述されている。↓こちらがその『ひき臼』のような鏡餅です。数も多いし、スゴイですね。本当、臼のようです。

 

さらにこの鏡餅はとても上製。風味も他にたとえようもないほど素晴らしいんだそう。