縄文展:一万年の美を体感せよ!
東京国立博物館 平成館で開催されている「縄文ー一万年の美の鼓動」通称:縄文展に行ってきました〜。
『平成館』で『縄文展』をやるというなんとも時空を超えた面白さ…!なんと明後日で終了です!
普段、江戸をやっている人間が、なぜこの縄文展に行こうと思ったのか?
それは理由がありまして、縄文時代の暮らしに興味を覚え、このたびぜひ行こうと思った次第です。
こんなイラストを描いたこともあった…
どんな縄文時代を観られるだろう?!そもそも縄文時代って1万年もあってすごくね?!とワクワクしながら上野へ。
11:00頃到着したせいもあるかもしれませんが、会場はごった返しの混雑……そんなに皆んな縄文時代に興味あったんだ…と驚きを隠せませんでした。
『縄文時代の美』
『縄文時代の美』と言われても、ヨーロッパの美のように華やかな絵画なわけ当然ありません。
色はもちろん『茶系』!
でも行く。『茶色』でも全然構わない。どんな土器を使って生活をしていたのか私は知りたい!と早速展示へ。
感想^▽^
『わっめっちゃ土器だ!凄い造形!』
『巨大な土器!1万年前のものが目の前に!』
『可愛い動物の土偶!』
『あっ教科書で見たことある土偶ビーナス!』
ここまで来て気づいたのですが、、、全然、生活臭がしない!Σ(´□` )
と思いました。ほんと展示の題名通り「縄文ー一万年の美の鼓動」なんですよ!
何を勘違いしていたのか。何故『美の鼓動』に『生活臭』を求めていたのか。自分がアホすぎてひっくり返りそうです……ほんとうに美しいまでの『一万年の美』を観せていただきました。
ほんとうに凄い感性だなと思ったのが、土器など生活で使用するかたと言って『適当でいいや』とならず、貝や木の棒、竹などを使って、文様やうねりを描く。生活の中に造形的美を取り入れる。そのセンスがもうすでに縄文時代からあったのが驚きです。
縄文人はオシャレ!!
現代の人に負けないのが『オシャレ』です。
耳飾り(ピアスも細かなレリーフが彫られています。凄い!)/貝輪というブレスレット/イノシシの牙やサメの歯で作った装飾/鹿の骨からなるアクセサリー…
実際にみないとピンとこないかもしれませんが、これらの装飾品は昔のものだからと言ってクオリティーが低いわけではありません。むしろ高いくらいです。特にピアスのレリーフには驚きました。
昔といえば、狩をして火を起こしたり、生活するだけで精一杯なはずだから…と思っていましたが、オシャレにも気合いを入れており、現代人として『…すみません。。。』と思いました…
一万年に及ぶ『美の変遷』をどうぞご覧ください^^
東京国立博物館(平成館)info
『縄文展』サイト http://jomon-kodo.jp
東京国立博物館ウェブサイト http://www.tnm.jp/
場所
[ 交通案内 ]
JR上野駅公園口、鶯谷駅南口より徒歩10分
東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、東京メトロ千代田線根津駅、京成電鉄京成上野駅より徒歩15分