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【IT それが見えたら終わり】少年少女がおばけに立ち向かうのにR15指定のホラー映画!

少年少女がおばけに立ち向かうのにR15指定の映画!

映画8月の話で恐縮ですが、ホラー映画やサスペンス映画を6本観ました。
皆さんはホラー映画好きですか?私は怖いのが苦手…。ですが、WOWOWオンデマンドやamazonプライムビデオでホラー映画がいつもより配信されていたんですね。せっかくなのでできるだけ観て感想を書きました。

 

以下、鑑賞した映画(面白かった順)

1.IT イット それが見えたら終わり(米国)
2.ゲットアウト(米国)
3.犯人は生首に訊け(韓国)
4.新感染 ファイナルエクスプレス(韓国)
5.ローズマリーの赤ちゃん(米国)
6.オーメン(米国)

です。

 

一番怖かったのは『IT イット それが見えたら終わり』(2017)ですね。
スティーブン・キングの小説が原作。

 

簡単にストーリーを説明すると、アメリカの田舎町で子どもの失踪事件が起こる。その犯人はピエロの格好をしたおばけ。その街に住む少年少女たちがそのピエロに立ち向かう。というもの。(↑予告編見直しましたけど、本編の方ぜんぜん怖いですね)

 

まぁとにかくこのピエロが、デカくて、気持ち悪くて、キバがすごくて、嫌な思い出に混じって登場する悪質なおばけなんですね。

 

一番最悪なのが、家の中で襲ってくるシーン

ホラー映画を観てなにが嫌かわかりました!家の中におばけが出る!というシーンがめちゃめちゃ嫌です。怖すぎる。トイレとか行けないじゃないですか…。外におばけが出る分には全然大丈夫ですが家の中だけはやめてほしい。

 

この映画でも、地下室やバスルームにおばけが出てくるんですね。
バスルームに登場するときは酷いですよ。血だらけにしますから。女の子に対してですよ?!最悪…。(ちょっと話がズレるかもですが、おばけが登場する前に女の子が髪の毛を切ります。それも長〜いロングの髪の毛をショートにバッサバサ切るんですね。それをですね、バスルームの洗面台の排水溝にどんどん流すんですね。それが伏線になってはいるのですが、排水溝詰まらないんですかね?!髪の毛すごい量流すんですよ。それもビックリしました。アメリカの排水溝は大丈夫なんでしょうか?)

 

おばけに立ち向かうのは、いじめられっ子の少年少女

力を合わせておばけを退治する彼らはいじめられっ子やマイノリティ『負け犬クラブ』と自分たちで命名してます。

 

リーダーの少年は吃音
おデブの転校生
ユダヤ系の少年
メガネ
黒人
不良と思われてる少女
喘息持ちの少年

 

など、いじめの対象にあってる子たちなんですね。いじめられている上に、おばけに襲われるって最悪ですね…。アメリカ映画やドラマでいじめのシーンを見かけるのですが、アメリカは堂々といじめるんですね。『Gleeグリー』という高校コーラス部のドラマがあります。このドラマは大人気ですので知ってる方も多いかと思います。

 

 

『Glee』に出てくるいじめも酷いんですね。外にある巨大なゴミ箱に放り投げられたり、廊下で思いっきり冷たいジュースをかけられるのです。一番びっくりなのが、先生たちもそのことを知ってるんですね。日本だとクラス内のいじめを先生が把握して無くてエスカレートするケースがあると思うんですが、アメリカは先生が知ってるという…。

 

そういえば『キャリー(1976年)』という同じくスティーブン・キング原作の映画がありますね。あの映画もスクールカーストの作品。キャリーが同級生たちの酷い仕打ちに遭い、ブチギレ爆発し、とんでもないことが起きる映画です。

 

『IT それが見えたら終わり』に出てくるいじめも強烈で、不良の少年がおデブの転校生のお腹にナイフで文字を彫ろうとするんですね。途中でやめるんですが1文字は彫る。不良少年の悪質さを際立たせる為にやってるのかもしれませんが、それ超最悪だし犯罪だよ!!!という…。アメリカなので少年が銃を持ってますしね。おばけのピエロも怖いけど、人間もかなり怖いという…こんな街出て行きたくなるわ……。

 

この映画のミソは

いろいろ書きましたが、

 

『凶悪なおばけピエロに、少年少女が立ち向かったところで勝てるのか?!』

 

というここです。今まで何人も子どもたちを襲ってきた凶悪ピエロですから…。殺されるかもしれない恐怖にこの少年たちはどう立ち向かうのでしょうかっっ?!是非ご覧ください!

 

2番目以下の映画の感想は次のページから♪

 

2.ゲットアウト(米国)

黒人の青年が主人公。彼女は白人で、この異人種間の交際について悩みます。一番の悩みは彼女の両親に受け入れられるか…?ということ。彼女は心配ないというが、事態はとんでもない方向へ…!

主人公が追い詰められていくのも怖いのですが、この彼女の実家で使用人として働いている黒人の男女が従順なのもかなり怖いです。人は他人が言う事を聞かないと怒りますが、感情もなく従順な人間がいいのか?それが人間らしいのか考えてしまう映画。

 

3.犯人は生首に訊け(韓国)

韓国映画ですね!韓国映画も面白いのいっぱいあります。
この主人公は医者。引っ越してきた家の1階が大家さんで精肉食堂を営んでます。そこのおじいさんが病院にやってきて、殺人の告白めいた呟きをします…。主人公はどんどん疑心暗鬼になってきて…

最後の最後まで『一体、誰が?!誰が嘘をついているんだろう…!!ゾッ……』とします。
精肉食堂の息子が超怖いですね。でも一体誰が犯人なのでしょう…?

 

4.新感染 ファイナルエクスプレス(韓国)

同じく韓国映画。しかもゾンビ映画です!
他人はどうでもいい駄目パパが主人公。そんなパパが娘を一生懸命ゾンビから守るストーリーです。どんどんゾンビに感染していく様が超怖いですね。ゾンビ役の人の動きが本当にすごいです。舞台が新幹線の中なので、昔の日本映画『新幹線大爆破』を思い出しました。

 

5.ローズマリーの赤ちゃん(米国)

可愛い女優ミア・ファローが奥さんを演じるホラー映画。ニューヨークの物件を探しているシーンからスタート。引っ越した先のアパートはお節介な老父婦が近くに住んでます(かなりウザいレベル)

そしてミア・ファローの夫婦に子どもが授かった。そしたらその老夫婦が身体に良いと言って謎の飲み物をくれる。本当は飲みたく無いが、夫や産婦人科医からも進められ仕方なく飲み続ける。するとその赤ちゃんは……

この映画の怖いところはミア・ファローが変なのか?周囲が変なのか?誰が信用できるのか?1人で太刀打ちできない怖さがあります。ミア・ファローは可愛らしい声を出し、その上すごく足が細い妊婦で、1968年の映画にも関わらず現代人っぽいです。

 

6.オーメン(米国)

6月6日午前6時に誕生した悪魔の子ダミアンの話。悪魔が自分を守るために周囲の大人をあらゆる方法でバンバン消していきます。なんと言うか、恐怖はそこまででも無いです。が、このダミアンを演じた男の子がとても可愛いんですね。でも凶悪なんですね。彼がその後順調に育ったか心配になりました。