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【偉人・平賀源内】1時間でミニエレキテルを作ってみた!|香川旅行紀

天才源内先生を訪ねて|香川紀行

こんにちは。どど(@dodoedoeten)です。

今回の香川県旅の目的は『平賀源内』先生でした〜^^ 足元にあるのはエレキテル。
みなさんは平賀源内というと、どんなイメージですか?…平賀源内について、ぜんぜん興味ない人の方が多いと思います。私も『源内=変人?』くらいのイメージでした。

 

しかし『風雲児たち』という、みなもと太郎先生の平賀源内を読んだら

すごく可哀想な人!!!

となりました。なにが『可哀想』かというと、源内はあまりに先端を走りすぎて、じゅうぶんに理解されなかった点です。

天才すぎる源内先生

科学者(地質学)
アーティスト(画家・戯作者・浄瑠璃作家)
俳人
発明家
蘭学者(オランダなどの洋書を所有)

…とまぁ肩書きが一つに絞れない、枠にとらわれない人でした。しかし、出る杭は打たれる。源内先生の才能が認められたのは、だいぶ後のことでした。

エレキテル

平賀源内といえば、エレキテル!
エレキテルは、源内が破損したものを長崎で手に入れて、修理復元したものとされています。これが一般説
なのですが、源内記念館の本によれば

壊れたエレキテルを復元したとは言いますが、源内のエレキテルは伝来した西洋の書物にあるエレキテル図とは違う構造で、また現存する2台のエレキテルも構造が違います。7年の歳月をかけて完成したという中に、優れた洞察力やひらめきの上に試行錯誤の忍耐強い持続的努力を併せもっていたと考えられます。それはまさに発明と言えます。

だそうです。うん、私も源内の才能を思えばただ『復元した』という言葉で片付けちゃうのは、簡単すぎるかな?と思います。

 

ミニエレキテルを作ってみた

ところでこちらは平賀源内記念館で購入した『エレキテル』です。1時間くらいで組み立てられる工作キットです。ちなみに3,800円。作り方の説明書が入っていて、最初は私に作れるか疑問でしたが、なんとか作れました。

(さいしょ何のパーツが入っているかわからなかったので、飛行機の手荷物検査が心配だったのですが、引っかからず済みました。もし引っかかっても『源内先生の〜』といえば、香川県の人は許してくれるかもしれません)

 

そして何とか完成したのが、こちら⇩

完成度についてはお叱りを受けそうですが、こんな感じでも大丈夫です。

 

さて電気を発生させてみましょう!こちらが動画です!(シャカシャカ聞こえる音は、私が手動で回転させてる音です)

最後、光りましたよね?!ねっ?ねっ??確認できたでしょうか。そしてきっと、こんな感想を持ったのではないでしょうか?

これだけかよ…

って。
これまぁ静電気発生装置なわけですが、つまり『電気』なんですよ〜!!電気製品なわけですよ!!!現代、当たり前のように電気を使っているので『こんだけ??』と思うかもしれませんが、江戸時代は電気が無かったわけなので、無い時代にこのように電気を発生させる装置を作って、まさか約150年後に電気生活が待ってるなんて、源内もビックリですよ。

 

でも当時は、まだ『エレキテル生活』なんて想像できなかったので、当時の使い道としては、見世物で披露したり、医療器具として使用していたそうです。

 

そして研究ってこういうことなのでは?と。
つまり今、この研究が速攻で何かに役立つかは『?』だけど、次の世代にはその研究成果の恩恵を受けていることが往々にしてあるということです。だから、研究費削減は、しないでほしいです。

 

源内については、あるところで執筆することになっておりますので、そこでもっと詳しく源内について語れたらと思います。