以前、【江戸期のたばこ】9割以上の人が喫煙者だった?!というブログを書きました。今回は、たばこに続き、煙管ネタです。
煙管は、ただ吸うだけでなく吉原の遊女の手練手管としても活躍。自分がちょっと吸ったたばこをお客に渡すサービスをします。歌舞伎の『助六所縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)』ではモテ男が『煙管の雨』が降らせます!
『助六所縁江戸櫻』は歌舞伎十八番のひとつとなっております。現代でも人気演目ですね。
助六という主人公は、江戸の美男子で彼女が花魁というすごい男なんです。吉原遊郭の華やかさと、助六の男っぷりをぜひ劇場でご覧ください。
詳しいサイトはこちら『歌舞伎演目案内 助六所縁江戸桜』
■たばこ入れや煙管のオシャレデザイン
ずいぶん前ですが、たばこと塩の博物館さんで『たくみのたくらみ』という展示が開催され、そのたくみの素晴らしさに感動したのを覚えております。
■たばこ入れ
3コマ目の根付の下げ方、とても好きです。
■オシャレきせる
1コマ目の若旦那は、尾張藩主・徳川宗春を演じた役者の格好です。 宗春は、将軍吉宗の倹約令に反抗し、派手なことをしていたと伝えられる殿様です。