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【江戸の建築】火事が多かったので高い建物はダメ!建てるなら2階まで!

大阪で大きい地震があってから2週間がたちました。
揺れの映像をTVで観て、東日本大震災の時のことを思い出してしまいました。私は東京住まいなので、2週間前の揺れを直接体験したわけではありませんが、もうゾーとしてしまいました。

 

2011年時の東京の揺れは震度5くらいだったと思うのですが、もう初めて体験したレベルの揺れで、もうダメかと思いました。なので大阪の揺れはそれ以上だったかと思うと、もう辛くて辛くて…大阪やその周辺地域の方は、本当に大変だったと思います。

 

 

江戸の建築

 

江戸時代を通しても、大地震や火山噴火、飢饉など、たくさんの災害に見舞われました。
特に江戸は普段から『火事』が多いところでした。江戸時代の初めの頃、江戸城天守も燃えてしまったほどです。

 

いろんな大火の経験から防災として建物の高さを2階までとしました。2階程度だったら、屋根から火事の方向などを確認できます。(↑漫画でも紹介したように、なぜか芝居小屋は3階建。中2階といって誤魔化してるのか^^; 芝居小屋から発生する火事もあったんですよ)

 

今、東京はすごくマンションや高層ビルを建てているので、本当に心配になります。
私がよく行く山手線のある駅の周辺も、どんどんマンションが建ち、以前そこにあった風景がすっかり変わってしまいました。時代の流れで仕方ないのかもしれませんが、防災対策はどうなのかなと心配に思いました…。