【美大受験まんが】第一志望以外、全部。。。だった話
これは美大受験体験まんがです。受験はしんどいですよね!でも諦めないでください。
私の場合ですが第一志望以外、全部落ちました。逆に第一志望だけ受かったのです。そんなこともあるのです!
■いよいよ長丁場の受験がスタート!
私の場合、センター試験(1日間)→女子美(2日間)→多摩美(5日間)→武蔵美(4日間)の計12日間の受験日程でした。
■多摩美のグラフィックデザイン学科(以下、多摩グラ)について
多摩グラの過去問をみて見たのですが、なんかすごいですね…!私が受験した『ん』をなぞる手なんて、内容的には簡単な方でした…多摩美過去問サイト
以下、こんな過去問。
『ローソクに手をかざす両手』
『料理をする両手』
『手をにぎる両手』
『写真を持つ両手』
『紙(白)の建造模型を持つ両手』
『紙を折る両手』
『ふろしきで、ものを包む両手』
『手を瓶を想定して描きなさい』
といった具合。
だいたい両手が出題されますね。両手は受験対策すればいいんですけど、それと一緒に出されるお題が難問。全部、想定で描かなきゃいけない。『料理をする両手』とか『ローソクに手をかざす両手』とかめちゃめちゃ大変…。5時間で描くのか…
■構図について
構図について参考になるのは昔の絵画かと。
『構図が良い』条件の一つに、余白の美しさがあると思います。
例えば以下の絵画をモチーフと背景をざっくり白黒で表した場合…
もう一つ構図の美しさを考えてみる。
これは参考程度にして欲しいのですが、構図を考えるとき、大きなアルファベットをイメージしてみるといいのかなと。
『W』を例にすると、両手とモチーフの構図をこう考えられると思います。
↑イメージわかりますかね…。
多摩グラ受験の場合、『両手+モチーフ(ローソク/写真/料理)』です。両手やモチーフをどう配置するかがポイントになってきます。ただ闇雲に配置するのではなく、構図の美しさが求められます。アルファベットのようにデザイン化されたものをヒントに構図を考えるのもいいと思います。
闇雲に考えると、私のようなダメ構図で受験することになります…。
■いよいよ第一志望の多摩美テキスタイル受験!
これを読んでる受験生の皆さんは、ちゃんとした座り方で試験に臨んでください。マジで気が散りました。困っていたのですが当時の私は、試験監督に注意してもらうほどの勇気がなかった。でも、受験は1年に1回だけ!何かあったら、試験監督に伝えた方がいいと思います。チーン。
↑多摩美と武蔵美は2月が受験シーズン。私は日芸や藝大は受験しなかったのですが、藝大は3月受験なので本当に長い…
■女子美に落ち、多摩美の試験は手ごたえがない…そんな中、いよいよ武蔵美の試験がスタート!
武蔵美は『視覚伝達デザイン学科』と『基礎デザイン学科』を受験。計4日間の日程。
■武蔵美と多摩美、合格発表が同じ日でした!
お付き合いくださり、ありがとうございました!
入学したら半端ない課題の多さで、『これから大学生活4年もあるのに、半分の2年すら頑張れるだろうか…』と、めちゃめちゃ弱気になりました…。
でも、高校2年の春休みから受験までずっと通い、怒涛の受験を乗り越えてきた…。ここで弱気になったら今まで頑張ってきた自分に顔向けできない。と学生時代はそんな風に思ってました。(たまたま運よく合格できたと思ってましたし…)
これから受験の皆様も諦めず描きあげてください。
ではっ!