こんにちは。どど(@dodoedoeten)です。
怖いものが全くダメなのに、上野で話題になっている『怖い絵展』に行ってきました。
東京展の開館時間について、好評につき、10月14日より土曜日9:00~20:00、日曜日9:00~18:00に開館時間を延長いたします。
(入場は閉館の30分前まで) #怖い絵 https://t.co/Za4TssxqHp— 「怖い絵」展 (@kowaie_ten) 2017年10月11日
私が行ったのは公開から5日後。平日の昼間にもかかわらず、多くの人で会場内が混み合っていました。でも入場の待ち時間はほとんどなく、会場もなんとか許容範囲の混みでした。
しかしなんと、公式ツイッターを拝見すると、公開後の土日祝(10/7,8,9)は待ち時間が50〜70分などと書かれており、最近では平日でも50分待ちの様子。どれだけ人気があるのでしょう?!
目玉はなんといっても《レディ・ジェーン・グレイの処刑》
目次
展示会場では、様々な怖い絵がありました。
例えば、魔女や妖精、地獄、怪物などを元にした絵画などです。しかしやはりと言うか、一番怖いと感じたのは歴史や事件(切り裂きジャックや荒廃した街)実話。どんな創作物より現実が一番怖い。つまり人間が一番怖いってことか…;;
今回の主役を飾るこの絵。散々いろんな怖い絵で震え上がらせて、最後に登場。インパクト大です。。しかも展示会場の中で一番大きい(と思われる)絵画。縦2.5×横3m。
イングランド女王の処刑。ジェーン・グレイは、たった9日間の女王だったそう。真っ白なドレス。若さ真っ盛りの16歳。左手には新しい結婚指輪。首置き台へ導く聖職者。台の下の藁は血を吸わせるため。失神しかける侍女。ひえええ怖っ!!写真やポスターだと『う〜ん怖いなぁ…』と言う程度の感想かもしれません。しかし実際、女王のドレスの白さ、それぞれの表情、立体感、絵画の大きさを目の当たりにすると、
まさに今ここで!処刑が行われる瞬間に立ち会ってる!!という錯覚に陥ります…。いやぁ本当にすごい絵です。
人はなぜ『怖いもの』を見たくなるのか?
何故『怖い絵展』がこんなに人気なのでしょうか?メインビジュアルがショッキングだし、まるでこの絵に吸い込まれるかのように会場に足を運んでしまいます。見てはいけない歴史の瞬間に立ち会った気分です。
ネットでよくある【閲覧注意!】などの表記。注意勧告を受けると何故か見たい気分に駆られます。なぜか?複数の要因がありますが、どうやら『カリギュラ効果』が働くようです。
カリギュラ効果(カリギュラこうか)とは、禁止されるほどやってみたくなる心理現象のことである[1]。一例としては、「お前達は見るな」と情報の閲覧を禁止されると、むしろかえって見たくなるなどの心理が挙げられる[2]。
wiki
『カリギュラ効果』!
聞いたことなかったです。心理的な名称がついてるとは!でも身に覚えがある心理現象。。。
みなさまも宜しかったら行ってみてください!12月17日まで『上野の森美術館』で開催中です!