皆さんこんにちは。どどです。
毎年1月24日と25日は江戸から続く『鷽替え』行事の日です。25日は毎月天神様の縁日で1月25日というのは年の初めということで『初天神』と呼ばれています。
『鷽替え』とは?
目次
鷽替え行事というのは『鷽(うそ)』という鳥をモチーフにした木彫りを他人と交換するもの。亀戸天神では 江戸時代文政3年に始まったとされています。
●亀戸天神の説明書(抜粋)
神前に於いて互にとりかえて其の年の吉兆を招くことになん是や今迄のあしきもうそとなり吉に鳥かえんとの心にてうそかへという元よりこれおん神の託によりで始まれり
●湯島天神の説明(抜粋)
鷽替えとは、私達が平素知らず知らずのうちについてしまう『嘘』を木彫りの鷽(木鷽)に託し、
天神様の『誠』のこころに替えていただく除災招福・開運の神事です。
亀戸天神の待ち時間は2時間?!
毎年、亀戸天神の鷽替えには参加するようにしているのですが、昨年2017年は何と2時間待ちという辛さを体験しました。
私は一人で行くことが多いので話し相手もいないし、音楽を聴いているかダウンロードしたラジオ番組聞いています。しかし寒いのでそれも疲れてしまいます。
それと人が多いので満員電車に乗っているかのようです。それだけで疲れてしまいます。
初日に行かれた方のツイートを拝見したら、 8時開始前から行列ができており、その日も2時間待ちだったということでした。
2時間待ちに耐えられず湯島天神にシフト 。25分でゲット
昨年2時間待ちを経験した者としては、今年も2時間待つのはしんどいので、今年は湯島天神の『鷽替え』行事に参加いたしました。
湯島天神に到着したのが11時30分。『湯島は亀戸天神よりも並ばずに鷽の木彫りが買えるだろう』と高をくくっていたのですが、意外と行列ができており、心が折れそうになりました。
仕方なく並ぶこと5分。
列のさばき方がいいのかそんなにイライラせず待つことができ、なんと湯島天神は、25分ほどで鷽の木彫りを買うことができました。
しかし、ダメ元で亀戸天神に行ってみた
やはり気になって、14:00頃亀戸天神に行ってみたら、メチャすいてて3分ほどで買えました。 拍子抜けっ!!!はっっっ!!
◎以下は例年の待ち時間です。意外と遅い時間に行けば、2時間も並ばずに済むかもしれません。
【鷽替え比較】亀戸天神vs湯島天神
①木彫り種類の違い
亀戸天神の鷽木彫りは10種類なのに対し、湯島天神の木彫りはの2種類。上の写真のように大と小に分かれております。
②鷽を購入する時の状態
[icon name=”check” class=”” unprefixed_class=””]亀戸→『人形をいくつ欲しい』と注文を受けてから一つ一つ紙に巻いて袋に入れる
[icon name=”check” class=”” unprefixed_class=””]湯島→すでに木彫りを紙に入れてあり注文があるとすぐに手渡ししてくれます。
③値段の違い
こういった縁起物に値段のことを言うのは大変野暮ではありますが…
湯島天神→ 大700円 小500円
亀戸天神→安い順から 600円/800円/1000円/1500円/2000円/2500円/3000円/4000円/5000円/7000円になります。
普通お守りと一緒で一年経ったら返すべきなのでしょうが高額なため私は返しておりません…。ちなみに昨日購入した木彫りは4000円と5000円の2種類。
普通1万円近い買い物する時はかなり迷うのですが、江戸関係だと大枚叩いてしまいます。。。
まだ一番大きい鷽の木彫りは購入して無いので、来年は一番大きい鷽を買いたいと思います!(一番高いのに売り切れてしまうことがあるんですよ〜;;)
鷽替えファミリー
そろそろ梅も咲いてきて綺麗な風景になると思いますし、両神社、学問の神様・菅原道真を祀っております。受験生の皆さんもよろしかったら行ってみてください^^