【お仕事】伝統芸能の舞台イラストを描きました

イラストのお仕事をさせていただきました。

本日7月28日に国立劇場で行われました公演の「親子で楽しむ日本舞踊」の雷船頭という舞台イラストを描きました。解説書に載っております。雷さまが登場するお話でとても面白いです!
子ども向けに解説書もたいへん楽しくわかりやすい内容で、とても勉強になりました。

イラストは背景を細かく描いたり、難しい三味線や船頭の着物の柄なども楽しくかけました。
貴重なお仕事ができました。

【お仕事】郷土料理イラストを描かせていただきました。

この度、JTBパブリッシング様から3月6日発売の『ご当地タニタごはん』のイラストを41点描かせていただきました。

本誌では郷土料理にまつわる歴史や食文化などの他、掲載している都道府県の郷土料理のアレンジレシピコンテストや、郷土料理のお店、観光スポットもご紹介しております。観光ページなど本当に行きたくなりますね〜!

詳しいイラストはこちらのお仕事紹介ページからご覧いただけます。
ぜひチェックしてみてください。

【江戸本】可愛い着物デザイン

いつもブログをご覧くださりありがとうござます。

今回も国立国会図書館デジタルコレクションから、江戸本の挿絵紹介です。
かわいいデザインの着物がありましたので紹介です。

本の紹介

タイトル:改色団七嶋 6巻 出版年月日天保4 [1833]
著者:吉見種繁
画:歌川国芳

可愛い着物デザイン『張子の犬』

下の絵の左の男性の着物デザインに注目!

 

アップ!

顔が独特で可愛いらしいデザインです。こちらはおそらく『張子の犬』かと思います。
『張子の犬』は置物の犬で、古くから子宝や安産祈願として古くから愛されています。

可愛い着物デザイン『像』

下の絵の真ん中の男性の着物にご注目!

 

アップ!

こちらの像さんもなんとも可愛らしいデザインです。

像が日本に来たのは江戸時代かと思いきや、もう室町時代の1408年には来ていたようです!
こちらの

『旅する長崎学』というサイトに像の話が載っていましてので、ご興味がある方はクリックしてみてください。

【猫の日】江戸本「黄金花猫目鬘」にみる猫絵

本日、2月22日で猫の日ですね。
猫の日にちなんで、国立国会図書館デジタルコレクションより『黄金花猫目鬘 』という江戸本から猫ちゃんたちの挿絵です。
文久3年(1863年)の本で、著者は仮名垣魯文、画は歌川芳虎、芳幾です。

 

上の絵の真ん中の右下あたりのこの置物猫もかわいい!

全編猫だけってわけではないですが、気になる方は是非検索してみてください。

国立国会図書館デジタルコレクションに2冊分検索できます↓

黄金花猫目鬘 初編

黄金花猫目鬘 二編

【北斎画】可愛い踊りの本を紹介

今日はこちらの『踊独稽古』という江戸の本を紹介します。

国立国会図書館デジタルコレクション『踊独稽古』にてご覧になれます。

これはあの葛飾北斎が絵を描いている本で、藤間新三郎補正の歌舞伎舞踊(所作事)の稽古本だそうです。
踊り方の解説絵の北斎画が可愛いんですよね。こんな感じです↓

『登り夜舟』という踊りだそうです。

動きを表す太い線も現代の漫画に繋がるようにみえて興味深いです。

 

こちらは『団十郎冷水売』です。

ご興味がある方はこちらから国立国会図書館デジタルコレクション『踊独稽古』ご覧ください。

 

【うそ替え神事】鷽(うそ)のかわいい木彫り

うそ替え神事

1月25日は初天神ということで、毎年「鷽替神事」が行われます。
東京都江東区にある亀戸天神では、1月24日(火)と1月25日(水)の2日間「うそ替神事」が行われます。江戸時代にはあった行事になります。

うそ替えとは?

「うそ替神事」の目的は、なんといってもかわいい「鷽」の鳥の木彫りですね!江戸時代にはこの鷽の木彫りを参拝者同士が取り替えたそう。その年の悪いことも嘘となって吉兆を招くという縁起の良いイベントです。

鷽の木彫り

国立国会図書館デジタルコレクションよりみつけた、鷽の木彫り絵です。

亀戸天神場所

新年あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます!

2023年になりましたね、今年もよろしくお願いいたします。

本年が皆様にとって良い年でありますよう、お祈り申しあげます。

2022年もありがとうごました

今年もお世話になりました!
1年間あっという間ですね。2022年は本当にいろんなことがあり、みなさまも大変な日々を過ごしていたかと思います。

ブログの更新も気が向いた時しかしなくて、すみません…。

こちらは季節感ゼロの江戸イラストですが、今年描いた中で気に入った作品でございます。

2023年はより、絵に向き合っていきたいですね。

それでは良いお年を〜!

【江戸本挿絵③】江戸のマスク

こんにちは!今日ご紹介するのは、再び『国立国会図書館デジタルコレクション』より江戸本の挿絵です。

 

以前紹介した記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ!↓

 

コロナ禍で多くの人がマスクをしており、マスク姿が定着してコロナ前に会った人でも顔の印象がだいぶ薄れた今日このごろです。
そんな中(?)普段ほとんど見かけない、江戸本挿絵からマスク姿の女性を見つけました!

鼻マスクですけど。お茶の準備をしているところですね!

今年、たくさん江戸本の挿絵を検索しましたけど、これほどのマスク姿は今の所これ1枚ですね。

【江戸本挿絵②】幽霊・妖怪編!

こんにちは〜今日も、国立国会デジタルコレクションから江戸時代の本の挿絵から『幽霊/妖怪』を紹介します!
最近、国立国会図書館デジタルコレクションのサイトがリニューアルされたので、よろしかったら検索してみてください。

幽霊編①子ども

年末に紹介するような絵じゃないですけど…^^;
右の小さい幽霊ちゃんの顔がなんとも言えないんです!状況はひどいんですけど…

アップ!↓

点々で描かれてて、なんともいえないです…(語彙力…)

幽霊編②おじさんと子ども

左下をご注目!おじさんと子どもがいますね。上の幽霊と比べてあまり幽霊感がありませんが、多分、幽霊かなと思います。先頭のおじさんの手つきが幽霊っぽいですよね。

アップ!↓

左のおじさんの顔がなんとも言えないですね!ちょっと西洋の御伽噺にでてきそうな雰囲気です。
あと、幽霊と関係ないですが、お家の中の描写を見るのが好きです。昔の人の暮らしが垣間見えるので、布団のたたみ方とか台所の感じとか、手ぬぐいが干してあるのとか、障子がボロボロだったり…よく見ちゃいます。

妖怪編①中国の妖怪

これは『唐土の化物の図』と左上にあるので、中国のおばけや妖怪ですね!
なんか楽しそうだし、かわいいですよね。『お化け版竜宮城』くらいの雰囲気があります。

妖怪編②日本の妖怪

これは、日本の妖怪ですよね。お馴染みろくろ首がいますね。真ん中の妖怪もお目目がギョロっとしててかわいいです。
妖怪は幽霊よりもかわいいイメージなのでしょうか。

それでは〜!

【江戸本挿絵】怖びっくり!動物イラスト

今年も早々に12月になってしまいました…。世の中、いろいろなことがありすぎて、あっという間の師走です。

さて、国立国会図書館デジタルコレクションというサイトで、たくさんの昔の文献が検索できます。
もちろん江戸時代の本などもたくさん存在します。なんとありがたいシステムなのでしょう!

そこで、今年見つけた江戸本の面白かった挿絵を紹介します。
本日は動物編!

一つ目は猫ちゃん!化け猫ちゃん?

めちゃめちゃ眠そうななんともいえない表情にグッときました。
どうでしょうか?

ウサギ

続きましてはウサギ!
ハンターと思われる男性の周りをキッ!とした目で見てますね。

アップ!

ウサギが全然可愛くなくて面白いです。こんな怒ってる感じの絵は見たことないです。

続きまして鳥!
なんかフラッシュがでてますね!ちょっと怖い感じです。右側に幽霊らしき女の人がいるので、さらに怖さが倍増です。

以上、この3種類の動物になります。
『かわいい動物描写』じゃなくてすみません…。どちらかというと、『怖びっくり』みたいな…

また面白い絵がありましたら紹介したいと思います!

【七夕】七夕飾りを屋上へたてよう!

江戸七夕,七夕,七夕イラスト,本日は七夕ですね。江戸の七夕は家々の屋上に笹を立てる感じです。どうも前の日には立てて七夕が終わったら川に流していたみたいです。川に流すとかすごいことになりそうですが、『流し雛』とかもあるので、そういった習慣の一種ですよね。

七夕は、この飾り意外にも『硯洗』や『井戸さらい』の日でもありました。

以前の記事をよかったら見てください。