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役者の仇討ち!雪之丞変化を観たよ

      2016/09/05

本日ご紹介する時代劇映画は1963年「雪之丞変化」です。

この映画は、主人公の雪之丞を長谷川一夫さんが演じてます。(あと2役目の闇太郎も)
他の映画では、美輪明宏さんが雪之丞を演じたり、最近ではタッキーこと滝沢秀明さんなどが演じております。

 

仇討ち物語です。
雪之丞という上方の女形役者が、父母の仇を討つべく、仇の娘に近づき、関係者を次々手にかけていく物語です。

 

「仇討ち」というと、武士の世界ではよく聞きますが、結構大変なのです。
池波正太郎さんの小説にもありますが、武士の仇討ちは実際問題、仇討ち相手を探すだけれもかなり大変。何年も時には何十年もかかって探して、自分も相手も年寄りになってしまった…なんてこともあるそう。

 

「見つからないなら国へ帰ればいいじゃない」と、思われるかもしれませんが、そうは問屋がおろさないんですね!
敵を見つけて仇を討つまでは、国にも帰れないんですよ!!;;;;

 

武士キツイ……。仇討ちは認められた行為だとしても、結局どちらも非人道的というか。はぁ…。

 

この映画とにかくキャストが凄い

監督:市川崑
長谷川一夫
山本富士子
市川雷蔵
若尾文子
勝新太郎
船越英二
八代目中村中車
二代目中村鴈治郎

などなど…すごい豪華です。
長谷川一夫さんが、雪之丞と闇太郎という2役をやっているのですが、1回目に観た時、最後の方まで2役やってるって気付かなかったんですよ!(長谷川一夫の顔を認識していなかった頃だったからかもしれませんが…)

 

喋り方も2役で全然違うし、時々同じ画面に登場するので、や〜気付かなかったです。(私がアホなだけかもしれません)

 

この映画観るの2回目なのですが、市川雷蔵もそうですね。
1回目は全然かっこいい人に見えず。「雪之丞変化」の役は、長谷川一夫さんの闇太郎人気に押される「昼太郎」という役なのです。その姿ちょっと情けないんですね〜;;でもコミカルな雷蔵好きよ〜;v;

 

着物に注目!

最後に山本富士子さんが着ている着物に注目!
「鎌ゐ〼」って書いてあるんですね。「かまいます」

 

これ元ネタが歌舞伎役者の市川団十郎のデザイン「鎌輪ぬ」「かまわぬ」から来てるんですね。

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でも「かまいます」も超おもしろい!
応用編で「鎌ゐません」もできますね。

ぜひ映画でチェックしてみてください^^

 

 

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