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浅草にある怖い伝説「姥ヶ池跡」へ行ってきました^^

   

浅草にある怖い伝説「姥ヶ池跡」へ行ってきました!^^
これは台東区花川戸に伝わる鬼婆伝説です。

場所は「花川戸公園」

 

姥ヶ池とは…?現地の立て看板の説だと

昔、浅茅ヶ原の一軒家に住んでいた老婆。美貌の娘を囮にして旅人に一夜の宿をかしては、寝込んだところを石を落として殺し、身ぐるみはいでいた。その数999人。これを見た浅草観音は若衆に変化して訪れる。
例のごとく手に掛けてみれば、頭を砕かれて死んだのは自分の娘であった。

とか、最後の部分がちょっと異なる説では、

娘が旅人の身代わりになって、天井から吊るした大石の下敷になって死ぬ。それを悲しんで悪行を悔やみ、老婆は池に身を投げて果てたので、里人はこれを姥ヶ池と呼んだ。

ともありました。


そしてこちらが碑と池の跡です。老婆が身投げした池とな…。

 

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昔は、隅田川に通じるくらい大きな池だったようですが、明治期にかなり埋め立てられ、このように小さな池になってます。

 

とても怖い伝説ですが、公園の敷地内ですので隣では子どもたちが元気に遊んでいました^^;
いつも思うのですが、地元の子どもたちってこういう伝説を学校で習ったり、詳しかったりするのですかね?そうだと嬉しいのですが…。

 

あと、こちらの文化デジタルライブラリーでは月岡芳年が「浅茅カ原一つ家の場」という題名で絵を描いています。歌舞伎でも上演されたようですね^^

 

その歌舞伎繋がりでは、姥ヶ池碑の隣には「助六歌碑」というのがあり、姥ヶ池の物語とは直接関係ないのですが、9代目団十郎自作自筆の歌が刻まれています。

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明治12年に建立されたので江戸期のものではないですが、9代目団十郎は「劇聖(げきせい)」とも呼ばれ、5代目菊五郎と共に幕末〜明治期に活躍した役者です^^

 

碑にはこのように刻まれています。

「助六にゆかりの雲の紫を弥陀の利剣で鬼は外なり 団州」

※助六=紫の鉢巻をしている伊達男
※弥陀=阿弥陀様
※利剣=よく切れる剣
※団州=9代目団十郎の俳号

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