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強さや幸福とは縁遠い主人公・池波正太郎小説の「ないしょないしょ」を読んだよ

      2016/09/14


池波正太郎小説、剣客商売の番外編「ないしょないしょ」を読みました。

これで、剣客商売関係全部読み終わったぞ…はぁはぁ…

 

「剣客商売」は本編全16巻の番外編が3冊(「黒白」上下巻/「ないしょないしょ」の計3冊)の合計19冊。
ほわ〜読んだな〜^^達成感ある。

 

この「ないしょないしょ」という物語は、お福という女の子が主人公です。
越後の剣客・神谷弥十郎の元で下女をしていましたが、神谷が暗殺されたため、同じく働いていた五平と江戸へ行く。
江戸で奉公に出るのだが、奉公先の主人や五平も暗殺されてしまう。しかも越後の主人・神谷を暗殺した犯人と同一人物だった。お福は仇討ちを考えるがー


といった内容です。

1巻だけですし、はらはらしますので結構早く読めてしまいます。

 

今まで読んだ池波正太郎小説の女性主人公は、強いくノ一だったり、鍛えて男勝りの剣客少女だったりしたのですが、この「ないしょないしょ」の主人公・お福は、どちらも属さないです。

 

あえて言うなら、一般の女友達に近い感覚です。
唯一、教えられて手裏剣をやっているのですが、天下無敵の手裏剣使いというわけでもなく、的に外れる時もあり、本当に仇討ちができるのかハラハラ…。

 

あと、行く先々の奉公先で主人が亡くなってしまうのもミステリーですね。

「なぜ私が行くと、ご主人が不幸になるの…??」という悲しい少女です。


強さや美貌、幸福とは縁遠い主人公。彼女の運命やいかに?!

おすすめです!

 

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