江戸とアート発信ブログ

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夏は妖怪・お化けだ!「妖怪百物語」を観たよ

      2016/07/26


本日ご紹介する時代劇は1968年「妖怪百物語」です。
以前紹介した「東海道お化け道中」と「妖怪大戦争」と「妖怪百物語」で「大映京都の妖怪三部作」と称されています。

百物語とは?

百話の怪談を一つ語り終わった度に、灯りを消していくもの。
百本目の灯りを消した時に、妖怪が出ると言われていた。

 

映画では、百物語の終わりには必ず「憑き物落としの呪い」を行う決まりになっていたのですが、これを劇中ではやらなかったので、悪人たちが酷い目にあっていました。


怖いお化けだけではなく、可愛らしいお化けもおります。

特に傘のお化けは可愛かったですね^^
アニメーションのような技術を使って、傘のお化けを表現しているシーンに注目です!

怪談噺「置行堀(おいてけぼり)」とは?!

劇中で、「置行堀(おいてけぼり)」についてでてきます。
これは、江戸「本所七不思議」の一つです。

簡単に説明すると、魚を釣って帰ろうとすると、堀の中から「置いてけ〜置いてけ〜」と恐ろしい声がします。

 

その後のオチのエピソードはいろいろありまして、

①恐怖で走って逃げ、家について魚籠を見たら空だった
②「置いてけ」と声がするのに、魚を置いていかず、挙句堀に引きずり込まれて殺されてしまった。

などです。「妖怪百物語」では、雷に打たれしまいました。わ〜…;;

 

お気づきかと思いますが、「置いてけぼり(置き去りにする)」の語源とされています。

 

怪談噺と落語家

劇中では、怪談噺の元祖と言われる初代・林家正蔵が登場します。
(役は八代目・林家正蔵が演じている)

現在の林家正蔵は九代目で、七代目の孫で、初代林家三平の息子さんですね。(林家こぶ平)
こういう親戚関係、歌舞伎の世界みたいですね。

 

夏は妖怪展示!

ただいま江戸東京博物で「大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで」が開催中です!(〜8/28まで)
これからどんどん夏に向けて、怪談展示が始まりますよね。楽しみ^^

 

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