江戸とアート発信ブログ

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エゲレス式の走り方を知ってるか?!「隠し剣鬼の爪」を観たよ

      2017/01/11


本日ご紹介する時代劇は
「隠し剣 鬼の爪」です。山田洋次監督・藤沢周平原作になります。

山田監督といえば!代表作に「男はつらいよ」ですね!

 

「男はつらいよ」では、毎回、マドンナが現れては恋をして失恋してしまうパターンですよね。
本日紹介する「隠し剣 鬼の爪」と前回の「たそがれ清兵衛」の主人公たちも、ちょっと寅さんテイストが入ってて、「好きなのに好きと言えない…ウジウジ…」なキャラなのです。

 

「ウジウジしてんな〜@▽@;」と思っていると、剣は強いというギャップが共通項!

 

「隠し剣 鬼の爪」の「お?」と思ったシーン

幕末なので剣だけでなく、砲術や西洋式の行進/走り方を学んでいます。
その講義をしているのが、江戸から来た洋服を着た先生なのですが、なかなか海坂藩の武士たちが覚えず、イライラして「本当も〜いい加減にしろよぉおお!!!!怒」と、心の中で思ってる感が凄く伝わってきて面白い。

 

特に勉強になったのは、「走り方」です。
江戸の先生が、弾に当たらないように、より早く走れる「エゲレス式の走り方」を伝授するシーンがあります。現代の私たちが走るような動きを教えるんです。

でも武士たちは「サムライ走り」が抜けないわけです。
「サムライ走り」というのは、腕を振らず両手を足の付け根あたりに置き、足の小幅で走る型です。


 

今の私たちから見れば、「サムライ走り」の方が滑稽(…)なのですが、当時は、「エゲレス式の走り方」の方が可笑しいわけです。だから武士たちは「エゲレス式の走り方なんて〜ヘラヘラ〜^▽^」な雰囲気になります。
それで先生が「じゃあ競争してみましょう」と言って、お互いの走り方で競争するんです。
そしたらやっぱ「エゲレス式の走り方」の方が早いんですよ〜^^

 

というか、江戸では非常時以外「走る」ってことを禁止してたんです。
馬も走らせちゃ駄目ですね。ていうかそもそも武士って、走る訓練(ランニング)をしてましたかね?

現代だと、部活でランニングするのは主流ですが、例えば時代劇で、武士が道場の外をランニングしている姿、記憶にないですね。身体鍛える為にランニングとかしそうですが。…ランニング調べ事項だわ!

 

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