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池波正太郎原作「闇の狩人」の映画と小説を読んだよレビュー

      2016/10/09

本日は、池波正太郎先生の「闇の狩人」の時代劇映画と時代小説を紹介します!


「闇の狩人」という題名カッコよくないですか???!

「やみのかりゅうど」ですよ。池波正太郎小説は、名前がカッコいっすなぁ^^

映画

本/上下巻


 

映画は、池波正太郎原作「闇の狩人」をベースにしております。が、全然本と物語が違うのよね〜;▽;b
メインの登場人物は同じですが、新たに観る物語という感じです。

 

この感じは、以前紹介した同じく池波正太郎小説「雲霧仁左衛門」も、仲代達矢さん主演映画の「雲霧仁左衛門」と内容が違うのですよ。

 

「雲霧仁左衛門」は1978年。「闇の狩人」は1979年公開で、どちらも五社英雄監督と主演が仲代達矢さんです。

小説のストーリーは

主人公・雲塚の弥平次(盗賊)は、温泉地に湯治に行った先で、追われてる若い侍に出会う。しかし彼は、記憶喪失になっており自分の名前や身分などすっかり忘れてしまっていた。

そこで弥平次は、その若い不思議な侍に「谷川弥太郎」名前をつけた。奇妙な出会いと縁で、二人はその後、武家のお家騒動や盗賊の跡目争いに巻き込まれてゆく…

といった内容です。


私は最初に映画を観たので、後から小説を読んだ時、あまりにも内容が違うのでひっくり返りそうになりました。。でも映画が面白くないというわけでは無く、むしろ映像表現でしか出来ない殺陣だったり、ラストの決闘での鶏のシーン等、映画だからこその表現がすんごかったです。

 

しかし、映画でしか出てこないキャラや設定があるので、後から小説を読むと

 

「えっ?映画でのこのシーン、どうやって小説で書いてたんだろう?と思ってたのに映画オリジナルだったのか…!!;」

 

みたいなカルチャーショック?(ちょっと違うか…)がありました。

小説では、主人公の盗賊・弥平次が盗賊の跡目争いに巻き込まれるのと、記憶喪失の侍・弥太郎が武家のお家騒動に巻き込まれる、「二つの全然違う世界のしかし同じ構造」が書かれており、盗賊(ドロボウ)も武家もやってることは同じじゃないか?!
という問いかけだったと思うのですが、映画はまた違うテイストでしたね。

 

なので、小説を読んでから映画を観るのをオススメします!!^^

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