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「剣客商売」番外編の「黒白(こくびゃく)」上下巻を紹介します!

      2016/08/12

またまた、池波正太郎の「時代劇小説」を紹介します!

長編小説の「剣客商売」より、番外編の「黒白(こくびゃく)」上下巻です。


そもそも「剣客商売」とは…

剣客商売』(けんかくしょうばい)は、池波正太郎による時代小説1972年1月から1989年7月まで『小説新潮』で断続的に連載された。

無外流の老剣客、秋山小兵衛(あきやま こへえ)を主人公とし、小兵衛と後添いのおはる、息子の大治郎、女剣客の佐々木三冬らが、江戸を舞台に様々な事件に遭遇し活躍する。  wikiより

こちらの「黒白(こくびゃく)」は、主人公の秋山小兵衛が若かりし頃の物語です。

 

しかし、番外編の主人公は、小野派一刀流の剣客・波切八郎という男。
目黒に道場を構えていたが、門弟の辻斬りを知り、その始末をする。

波切は、秋山小兵衛と2年後に真剣勝負を挑み、約束していたのだが、道場から出奔し、流れ流れてやがて身を落とすことになった…そして一方、秋山小兵衛は……

 

主人公が身を落としてしまい、その後、どういう人生を送ったのかが、この物語の本筋になります。
本編の「剣客商売」を読んでから、この番外編を読むと、後々の人間関係が結びついて、面白いですよ〜^^

 

個人的には、「主人公が身を落とす」系の池波作品の中では、以前紹介した「闇は知っている」が面白かったかな〜。
「黒白(こくびゃく)」「闇は知っている」の主人公も、身を落とす原因の一つが「女」なんですが、

 


◎「黒白(こくびゃく)」の主人公は、「引きずる」タイプ

◎「闇は知っている」の主人公は、「ばっさり切る」タイプ


といった反対のタイプです。
こう書くと「黒白(こくびゃく)」の主人公、波切八郎は、多分「根がいい人」なんだろうな。剣客やって、後々ダークになるのだけれども…。

 

剣客商売の番外編は、まだ「ないしょ ないしょ」があるので、そちらも読んでしまいたいと思います〜^^

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